試食会で弁当を味わう児童ら

子どもたちのレシピをもとに完成させたクッキーサンド

 【足利】毛野南小6年の児童が総合的な学習の時間を使って考案した、地産地消をテーマにした菓子や弁当などのレシピが、市内の飲食店などの協力を得て、このほど実現した。このうち、喫茶店とコラボした地元産のイチゴを使った「クッキーサンド」は26日、実際のメニューとして、3月1日までの期間限定で販売が始まった。

 同校は3年前から、市企画政策課のシティープロモーション担当と連携し、地域について主体的に学んできた。昨秋にはフィールドワークとして市職員と地域を歩き、働く「ひと」や「お店」などの魅力を再発見したという。

 こうした経験を踏まえ、6年生の児童20人ほどが先月、地産地消をテーマにした4種類のレシピを考案。その中から、市内産のイチゴの果肉入りクリームを使った「クッキーサンド」やまんじゅうの餡(あん)を市内産イチゴのジュレに変えた「まんじゅれ」、足利マール牛などを使った弁当が、市内の飲食店や和菓子屋の協力を得て再現された。

 20日には同校で試食会を開き、6年生児童と保護者らで味わった。さらに、家富町の喫茶店「八蔵」でクッキーサンドを期間限定メニューとして販売することも発表され、子どもたちから歓声が上がった。

 子どもたちのレシピ案に近い形で作ったという八蔵の店主梁川健人(やながわけんと)さん(33)は「再現する過程での試行錯誤も楽しく、ワクワクすることができました」と振り返る。

 26日に同店に来店して味わった今福町、会社員内田和美(うちだかずみ)さん(52)は「子どもが考えたレシピが実現するのはすごいことだと思う。クッキーがしっとりしていておいしかった」と話していた。クッキーサンドは数量限定で1個300円(税別)で販売している。(問)同店0284・64・8575。